不眠症とは

不眠症とは睡眠障害の一種です。
睡眠障害とは睡眠に関係する幾種類もの悩みの総称で、睡眠障害と称される症状には不眠症を含めて実に様々な種類があります。
睡眠障害に関しては国際的に認められている分類があり、それによると「睡眠異常」「睡眠時随伴症」「精神科的睡眠障害」「その他」の4つに大別されています。
それぞれを更に細かく分類すると、なんと88種類にも上るほどです。

それら睡眠障害の例としては、寝言やいきび、それに夢遊病や金縛りも含まれます。
また、睡眠時無呼吸症候群は危険な睡眠障害のひとつとして、特によく知られている症状ですね。
その他、不眠症とは正反対の症状である過眠症もれっきとした睡眠障害の一種です。

さて、そんな数ある睡眠障害のひとつである不眠症ですが、これは満足に眠れない日々が続いている状態を指します。
しかし、満足に眠れない状態というのは人によって様々です。
睡眠時間ひとつ取っても、短時間の睡眠で平気な人もいれば、どれだけ長時間寝ても寝足りなく感じる人もいるので、不眠症には睡眠時間等による明確な定義は成されていません。
そのため、現在のところの判断基準は、本人が満足に眠れていないと感じていれば、それが不眠症である考えられるようです。

不眠症の症状

不眠症の判断基準が人によって様々であるのと同じように、不眠症の症状も人によって様々あります。
例えば、布団に入ってもなかなか寝付けない、眠りが浅く熟睡できない、一度眠っても夜中に何度も目が覚めてしまう・・・など。
睡眠障害のひとつである不眠症も、これら症状によって幾つかに分類されています。

また、満足に眠れない状態が続くと、当然身体に不調が表れ、生活にも悪影響が出てきます。
体調不良の例としては、頭痛、めまい、慢性疲労、動悸・息切れ、肩こり、腰痛、胃腸不良など。
こういった身体的な症状以外にも、気分が優れなかったりやけにイライラしたりと精神的な影響もあり、診断結果によってはうつ病と判断されることも考えられます。

もちろん、夜に眠れない分、昼間に居眠りをしてしまう場合もあります。
この症状の深刻な点は、不眠症を抱えている本人にとっては重大な悩みであるのに対し、周囲の人々の目にはただやる気が無いように映ってしまう点です。
やる気がないと見なされてしまうとそれが悩みの原因となり、ますます眠れなくなるという悪循環を引き起こすことさえあります。