不眠症の治療方法としては、主に以下の事柄が挙げられます。
これらのうち「自己改善」は不眠症対策にも通じることで、例えば生活習慣の改善や睡眠環境の工夫が挙げられます。
また、眠れないことに対する不安感を取り除くべく、多少楽観的に考えるという努力も必要です。
「不眠症の原因となっている病気の治療」とは、身体の不都合として現れている疾患の治療もあれば、うつ病といった精神的な病気の治療も含まれます。
不眠症の根本的原因であるこれらの治療が、不眠症の治療にも繋がるのです。
不眠症の治療は専門医によるしっかりとした診察が必要となります。
気を付けるべきは、正しい知識を持たずに不眠症治療に取り組んでしまうこと。
適切ではない治療や対策によって睡眠の習慣などを誤ると、短期不眠で済んだはずの不眠症が慢性化してしまったりと悪化する恐れがあります。
自己改善と同じことではありますが、具体的に生活をどう改善していけば良いのか指導を受けます。
生活指導を受けると食事などの改善についてもアドバイスをもらえますが、厳しいところでは肥満の解消や運動習慣をつけるよう注意される場合もあるでしょう。
また、アルコールの摂取量が多いと、それについても指導されます。
生活改善の他に、睡眠環境の変更をアドバイスされることもあります。
例として、枕の高さの変更を提案されることが多く、またそのおかげで不眠症が解消された人も大勢います。
このように、生活指導で取り上げられる内容は、生活に含まれること全般となります。
不眠症の治療のためには生活の細かい点にも気を付けなくてはならないので、根気強く改善していくことが必要です。
不眠症の原因をひとつずつ減らしていくことで、自然と不眠症が解消されていくことでしょう。
「高照度光療法」と聞くと何やら大がかりな機械を用いた治療法のように思えますが、これは何も特別な治療法ではありません。
具体的には、朝起きて2時間ほど光を浴びる、という方法です。
人間の睡眠を含めた生体リズムは、光(特に太陽光)を浴びることで調節されていることが判っています。
そのため、昼夜逆転の生活をおくっていれば生体リズムが乱れるので、不眠症になってしまうのももっともと考えられますね。
高照度光療法は、そんな昼夜が逆転してしまっている方々によく用いられています。
高照度光を照射する(太陽光を浴びる)と、人為的に生体リズムをずらすことが可能です。
朝に光を浴びることで、体が“朝”と正しく認識し、夜になれば自然と眠気を感じるようになります。